無料で楽しむことができる問題ばかりですので、ぜひ気軽に挑戦してみてください。
間違い探しとは?取り組み方・ルールについて
間違い探しとは、複数のよく似た絵の中から異なる箇所を探し出すパズルゲームの1種です。
基本的な出題形式の例を挙げると…例えば、「100点満点のテストを自慢している男の子」の絵が2枚あったとします。
2枚の絵をよく見比べてみると、左の絵は「男の子の頭に凹みがある」、Bの絵は「男の子の頭に凹みがない」といった具合に、2つの絵の異なる点を探していきます。
新聞や雑誌にもよく掲載され、テレビのクイズ番組の問題として出題されたりと改めて見てみると私たちにとって身近な脳トレ問題であると言えます。
間違い探しの効果・メリット【3つ】
(1)ルールが非常に簡単で取り組みやすい
間違い探しのメリットとして、ルールが非常に簡単であることが挙げられます。
2つの絵の異なる点を挙げればよいというシンプルなゲームであるため、複雑なルールを覚えるのが苦手な人でも気軽に参加して楽しむことができます。
クロスワードパズルの場合は物の名前や単語などある程度の知識が求められたり、100マス計算の場合は計算能力が求められてきます。一方、間違い探しの場合はそのような知識量に関係なく取り組むことができる点も魅力であると言えます。
また、知らない人はいないと言っても過言ではないほど有名であるため、子どもから大人まで誰もが楽しむことができるゲームであると言えます。
(2)物忘れ症状の緩和・予防効果が期待できる
年を重ねると日常生活の中で、「ちょっと前のことが思い出せない」という経験をする人も多いのではないでしょうか。
例えば、「少し前のことを忘れてしまい、何度も繰り返し尋ねる「眼鏡や財布などを置いた場所を忘れて探し回った」などです。
人間は年を重ねると若い頃と比べると、脳の働きが低下するため、年相応の物忘れがあるのは生物として自然なことではあります。
年相応の物忘れであればその場では思い出せないとしても、時間が経てば思い出すことができます。しかし、そこから物忘れが進行して認知症になってしまうと「忘れた」という自覚すらなくなってしまうため、少し前のことを覚えることが困難になってしまいます。
このような「少し前のこと」に関する記憶を「短期記憶」といいます。
短期記憶は、読んで字のごとく保持される時間が短い記憶であり、頭に残っているのは数10秒から1分程度とされています。認知症を予防するためにも、このような短期記憶を鍛えることが重要になってきます。
(3)集中力や注意力、空間認識能力を鍛えられる
人間は年を重ねると、若い頃よりも注意力や集中力、空間認識能力なども低下していくのが自然な現象です。
子どもの頃は学校の勉強や宿題など、集中して脳を働かせることが日常的にあったかと思います。
しかし、高齢になって仕事も引退して家に籠ることが増えた…など活動の機会が減ると、それだけ脳を働かせる機会が減っているとも言えます。
間違い探しで2つの絵から異なる点を見つけるためには、短時間とは言え、よく注意して絵を見て集中して取り組む必要があります。
間違い探しは、集中力や注意力を鍛えるためにも手軽に取り組みやすい脳トレとしておすすめです。
また、物体の形や方向・距離感や大きさなどを把握するための能力を「空間認識能力」といいます。私たちが何かにぶつからずに歩いたり、自動車や自転車に乗ることができるのも空間認識能力があるからです。
空間認識能力が低下すると、慣れているはずの道でも間違えてしまったり、物にぶつかりやすくなるなどの危険があります。この空間認識能力は、私たちが子どもの頃は外で元気に走り回って遊ぶことで鍛えられてきたものでもあります。しかし、高齢者に子どもと全く同じ鍛え方ができるかというと難しいでしょう。
手軽に楽しみながらできる間違い探しを行い、空間認識能力を維持・向上させることができれば、転倒リスクなどの軽減にもつながってくるでしょう。
簡単・無料でできる!間違い探しクイズ【全3000問】
間違い探しは、「間違いを全部見つけないと…」と気を張って取り組む必要はありません。
「あまり得意じゃないから、〇個くらいは見つけよう」くらい気軽に楽しみながら取り組んでみてください。
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さいごに
このように、間違い探しは単なる暇つぶしというわけではなく脳トレ問題としても手軽でなお且つ様々な効果があることがお分かりいただけたかと思います。
まずは簡単な問題からスタートする形でも構いません。
脳トレは日々の積み重ねが重要になってくるため、「簡単な問題ができたら次は少し難しい問題に挑戦する」といった段階を踏みながら継続できるのが理想的です。